留学、もしくは海外に長期滞在することになったら、食の心配だけしていてはいけません。
生活において、衣食住の「衣」は大切な部分です。
海外で、特にルームシェアをしていると、家に洗濯機が無い場合が多いので、街にあるコインランドリーを利用することになるでしょう。
今回はそんな場合に備えて、知っておいたほうが良いことを僕の経験談から話していきます。
アメリカでの洗濯はコインランドリーが一般的
アメリカ、特にニューヨークなどの都市部では多くの人がコインランドリーを利用しています。
特にシェアハウスで暮らす留学生は、このコインランドリーにお世話になることでしょう。
コインランドリーの良いところ
★洗濯から乾燥まで1時間~1時間半で終わる
だいたい洗濯で約30分、乾燥で約30分(人による)ほどです。他にも詰め替えたり、畳んだり、家からの持ち運びを入れると、トータルで1時間半くらいで終わります。
★洗濯した服をその日のうちにすぐに着れる
洗濯から乾燥まで短時間で出来てしまうので、その日の内に着れます。
ただし、乾燥時間によってはジーンズなどの乾きにくいものは部屋干しも併用することもあります。
乾燥時間30分(強)だと、ほとんどの衣類は乾きますが、完全に乾ききらないものもあるので、僕は部屋干しもしてました。
★干す手間が省ける
部屋干しすることはありますが、基本的に1、2点乾ききらないものだけなので、全然手間にはなりません。
天気を気にして、干して、取り込むという作業がないのは非常に楽です。
コインランドリーの悪いところ
★待ち時間がある
洗濯機を回している間の30~40分と乾燥機を回している間の約30分ほどで空き時間が生まれます。
★洗濯物の量が多いと、持っていくのが大変
だいたいどの地域も徒歩2~3分圏内にコインランドリーがあるとはいえ、自宅に洗濯機があるのと比べると、やや面倒です。洗濯物の量が多い人は、2回に分けるなどの工夫が必要かもしれません。
★多くの人が使っている機械を使い回す
僕はあまり気にしなかったですが、気になる人は気になるみたいです。
そのせいか、新しいコインランドリーがオープンすると、多くの人が利用しにくるので、空きが無くなり、他の人の洗濯が終わるまで待たなくてはいけないこともあるそうです。
用意するもの
★現金
コインランドリーでは25セント硬貨を機械に入れて使用するのが一般的です。(稀に1ドルコインの所もある)
手持ちがなければ、ランドリーに両替機が設置してあるので、それを利用しましょう。
★ランドリーバッグ
洗濯物を入れて持ってく袋です。特にこだわりが無ければなんでも構いませんが、経験上、大きいIKEAの青色トートバッグのような肩にかけれるようなものが楽なのでオススメです。
★洗剤
洗剤に関しては自分で用意する人が多いですが、コインランドリーによっては無料で使えたり、お店でも販売しています。
使い方
洗濯機
1、洗濯機に洗濯物を入れる
2、投入口より洗剤、柔軟剤を入れる
3、モード、水温(冷、ぬるま湯など)を選ぶ。
4、お金を入れる。(2ドル程度)
(大容量の洗濯機は3~5ドル)
5、表示された時間(約30分)待ち、終了したら洗濯物を取り出す。
乾燥機
1、洗濯物を入れる。
2、モード(弱~強)を選ぶ。
3、お金を入れ、STARTボタンを押す。
(25セントで7、8分)
4、表示された時間待ち、終了したら洗濯物を取り出す。
*生地が傷む心配のあるものであれば、弱~中など、自己責任でお願いします。
ウール、カシミヤのものなど乾燥機にかけると、すぐ縮んでしまうので間違っても入れないようにしましょう。
料金、時間
洗濯機 2ドル 30~40分ほど
乾燥機 25セントで7、8分(1ドル分で約30分)
*ランドリーによって若干値段の差があります。
一通り、使い方を説明しましたが、機械に使い方、手順が書いてあるので、わからなければ、それを参考にしましょう。もしくはスタッフに聞けば教えてくれます。
洗濯が終わったら、たたむ場所もあるので、そこでたたむも良し、家に持ち帰ってたたむも良しです。
利用頻度
多くの人は週に1~2回。
僕の場合は週に1回で、周りの友人も週に1回という人が多かったです。
自分の洗濯物の出る量に合わせて、調節しましょう。
空き時間の効率的な過ごし方
人によって過ごし方は様々で、じっと椅子に座って待っている人もいれば、スマホや読書、うたた寝している人もいます。
僕の行きつけのコインランドリーではコインゲームやマッサージチェアが置いてあったので、それをやっている人もいました。
僕の場合、最初のうちは、買い物をしたり、家に帰って別の作業をしたり、昼食を済ませたり、なるべく時間を有効活用するようにしていました。
だけど、日によっては椅子に座って音楽を聴いたり、散歩してみたりと、ゆっくり過ごしていました。
同じルームメイトはコーヒーを飲んで、読書をするそうで、週に一度の洗濯の待ち時間が至福の一時だと話していました。
確かにその気持ちわかるなーと僕も思います。
空き時間に予定をびっしり詰め込むのではなく、息抜きできるリラックスタイムにすることも大事なんだなということを、コインランドリーの待ち時間の経験から学びました(笑
預けることもできる
僕は預けた経験はないのですが、僕のルームメイト曰く、金額は重さで決まり、だいたい10ドル以内には収まるとのこと。
調べてみると、1ポンド=1ドルのところが多いみたいです。
セルフであれば洗濯、乾燥合わせて3ドル前後なので、料金は割高ですが、その分、約1時間半ほどの時間を節約できるので、特に忙しい方、Time is moneyな方にはとても良いサービスだと思います。
最後に
僕が最初にアメリカ、ニューヨークでコインランドリーに行った時の話です。
使い方がわからなくて、ウロウロ店内を動き回るのも嫌だったので、店に入って速攻で店員さんに聞きました(笑)
結果、一番、手っ取り早かったです。
なので、この記事を書いておいてなんですが、面倒な人は店員さんに聞くのが一番早いです。
本日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。